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メンズエステはルームを増やせば売上も増える?増室するタイミングと注意点を解説

メンズエステを経営していて予約が増えてくると、

「そろそろルームをもう一部屋増やした方がいいのでは?」

と考えるタイミングがあります。

1ルームで営業している店舗なら、同じ時間に案内できるお客様は基本的に一組です。

2ルーム、3ルームと増やせば複数のセラピストが同時に接客できるため、単純に考えれば受けられる予約数も増えます。

そのため、

「ルームを増やせば、その分売上も増える」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、実際の店舗経営はそれほど単純ではありません。

ルームを増やせば家賃や初期費用、備品、清掃、管理などの負担も増えます。

さらに、肝心のセラピストが出勤していなければ、せっかく増やしたルームが使われないまま固定費だけが発生する可能性もあります。

では、メンズエステではどのようなタイミングで増室を考えるべきなのでしょうか。

今回は、メンズエステのルームを増やすメリットと注意点、増室を検討する際に確認したいポイントについて解説します。

ルーム数が増えれば「売上の上限」は上げられる

まず、ルームを増やすこと自体には大きなメリットがあります。

1ルーム営業では、どれだけ問い合わせが多くても、同じ時間帯に案内できる予約数には限界があります。

例えば、19時から一人のセラピストが接客している間に、別のお客様から、

「19時半から予約できますか?」

と問い合わせがあったとしても、使用できるルームがなければ予約を受けることができません。

セラピストがもう一人出勤できる状態だったとしても、部屋がなければ同時に稼働できないのです。

2ルームあれば、同じ時間帯に二人のセラピストが接客できます。

3ルームなら、条件が揃えば三人まで同時に稼働できます。

つまり増室によって、

「同時に受けられる予約数」

を増やすことができます。

すでに予約需要がある店舗にとっては、ルーム不足が売上の上限になっている場合があります。

その状態で増室すれば、それまで断っていた予約を受けられるようになり、売上アップにつながる可能性があります。

「予約を断っている=すぐ増室」ではない

ここで注意したいのが、

「予約を断ることがあるから、すぐにルームを増やそう」

と判断しないことです。

例えば土曜日の20時だけ予約が集中している店舗があったとします。

その時間だけは満室になりますが、平日の昼間や夕方には空いている時間が多い。

この状態で新しいルームを契約すると、土曜日の数時間のために毎月新しい固定費を負担することになります。

予約を断っているという事実だけではなく、

「どのくらいの頻度でルーム不足が発生しているのか」

を見る必要があります。

毎日のようにルーム不足で予約を断っているのか。

週末だけなのか。

特定の時間帯だけなのか。

月に数回程度なのか。

同じ「予約を断っている店舗」でも、状況によって増室の必要性は大きく変わります。

まず確認したいのは現在のルーム稼働率

増室を考える前に確認したいのが、現在のルームがどの程度使われているかです。

営業時間が長くても、実際に予約で埋まっている時間が一部だけなら、まだ既存ルームに余裕がある可能性があります。

例えば、

昼間はほとんど空いている。
夕方から予約が増える。
金曜日と土曜日だけ満室になる。
特定の人気セラピストが出勤するときだけ予約が集中する。

という場合、ルームそのものが足りないというより、

「特定の曜日・時間・セラピストに予約が偏っている」

可能性があります。

その場合は増室する前に、

出勤時間を調整する。
別の時間帯へ予約を案内する。
他のセラピストを提案する。
予約の偏りを減らす。

といった方法で改善できることもあります。

まずは現在のルームを十分に活用できているか確認することが大切です。

セラピストがいなければルームを増やしても稼働しない

増室を考えるうえで非常に重要なのが、セラピストの出勤状況です。

2ルーム用意しても、毎日一人しかセラピストが出勤していなければ、基本的には一部屋しか稼働しません。

3ルームあっても、同時に出勤するセラピストが一人か二人なら、残りの部屋は空いたままになります。

そのため、

「お客様がいるか」

だけではなく、

「そのルームで働くセラピストがいるか」

もセットで考える必要があります。

特に新規開業直後など、まだ在籍人数や出勤人数が安定していない段階でルームだけを増やすと、

家賃は増えた。
備品も購入した。
しかし出勤する人がいない。

という状態になりかねません。

増室は物件の問題だけではなく、求人やセラピストの定着とも深く関係しています。

「出勤したいのに部屋がない」は増室を考えるサイン

反対に、

「セラピストは出勤したいと言っているのに、ルームが空いていないから断っている」

という状態が頻繁に起きているのであれば、増室を検討する一つのサインです。

例えば、

「明日出勤できます」

とセラピストから連絡が来ても、すでに他のセラピストでルームが埋まっている。

その結果、出勤を断らなければならない。

これが何度も続けば、店舗にとっては売上機会を逃すだけではありません。

セラピスト側も、

「出勤したい日に出勤できない店」

と感じるようになる可能性があります。

せっかく在籍してくれているセラピストの出勤機会を店舗側のルーム不足で減らしているのであれば、増室を検討する意味があります。

予約の取りこぼしが増えているか確認する

もう一つの判断材料が、予約の取りこぼしです。

満室のために断った問い合わせが月に何件あるのか。

できれば感覚ではなく、実際に記録してみると分かりやすくなります。

例えば、

「最近かなり断っている気がする」

と思っていても、記録してみたら月に数件だけだったということもあります。

反対に、記録してみると想像以上に多くの予約を断っていたと分かる場合もあります。

満室による取りこぼしが継続して多いのであれば、新しいルームを用意することで売上へ変えられる可能性があります。

問い合わせが来たのに予約できなかった理由を残しておくことは、増室判断だけでなく店舗運営全体の改善にも役立ちます。

ルームを増やすと固定費も増える

増室で最も分かりやすく増えるのが固定費です。

新しく物件を契約する場合には、

家賃
共益費
保証会社費用
初期契約費用
光熱費
インターネット関連費用

などが発生する可能性があります。

さらに営業を始めるためには、

施術用マット
タオル
オイル
シャワー用品
家具
家電
清掃用品
消耗品

などの準備も必要になります。

「もう一部屋増やせば売上が増えそう」

という期待だけで契約してしまうと、想定より稼働せず、固定費だけが利益を圧迫することがあります。

増室するときは、

「いくら売上が増えそうか」

だけではなく、

「毎月いくら追加で必要になるのか」

まで計算しておくことが重要です。

売上ではなく「利益」で考える

増室を考える際に注意したいのが、売上だけで判断しないことです。

例えば、新しいルームによって月30万円の売上が増えたとしても、その30万円がそのまま店舗の利益になるわけではありません。

セラピストへの報酬。
家賃。
光熱費。
備品・消耗品。
広告費。
清掃費。
その他の運営費。

こうした費用が差し引かれます。

増室前より売上は増えたのに、

「思ったほど利益が残らない」

ということもあり得ます。

店舗経営で重要なのは、売上の数字を大きくすることだけではありません。

増室によって増える売上と費用の両方を見て、最終的に利益が残るかを考える必要があります。

ルームが増えると管理する仕事も増える

増えるのは費用だけではありません。

管理業務も増えていきます。

1ルームであれば、

清掃
備品補充
忘れ物確認
設備トラブルへの対応

なども一か所だけで済みます。

しかし3ルーム、4ルームと増えていけば、それぞれの部屋を管理する必要があります。

「タオルが足りない」
「オイルがなくなった」
「エアコンの調子が悪い」
「前のセラピストが使った後の清掃ができていない」

など、細かな対応も増える可能性があります。

ルーム数を増やすということは、

「売上を作る場所を増やす」

と同時に、

「管理する場所を増やす」

ということでもあります。

予約管理も複雑になる

複数ルームになると、予約管理も複雑になります。

1ルームであれば、

「現在使用中か、空いているか」

を確認すれば済みます。

しかし複数ルームになると、

どのルームが空いているか。
どのセラピストがどのルームを使っているか。
次の予約までに清掃時間を確保できるか。
セラピストの移動時間は問題ないか。

など、確認する項目が増えていきます。

管理が曖昧だと、

同じルームに予約を重ねてしまう。
清掃時間が取れない。
セラピストへ間違ったルームを案内する。

といったトラブルにつながる可能性もあります。

増室するときは、予約を増やすことだけでなく、増えた予約を正確に管理できる体制も必要です。

別エリアへの増室ならさらに慎重に考える

同じエリア内でルームを追加する場合と、別の駅やエリアへ新しいルームを出す場合では意味が異なります。

別エリアへ進出する場合は、単なる増室というより、小さな店舗展開に近くなります。

新しいエリアで、

お客様の需要があるのか。
セラピストが出勤しやすいのか。
競合店はどのくらいあるのか。
家賃相場はどうか。
既存のお客様を案内できるのか。

などを確認する必要があります。

現在の店舗が忙しいからといって、別エリアでも同じように予約が入るとは限りません。

エリアが変われば、客層や競合状況も変わります。

人気セラピスト一人のためだけに増室して大丈夫?

増室を検討するきっかけとして、

「人気セラピストが出勤すると予約がいっぱいになる」

というケースもあります。

もちろん、そのセラピストへの需要が非常に高く、ルーム不足で予約を断っているのであれば大きな売上機会です。

ただし、増室後の売上を一人のセラピストに大きく依存する場合は注意が必要です。

そのセラピストが、

出勤を減らした。
長期で休んだ。
退店した。

となった場合、新しく増やしたルームの稼働率が一気に落ちる可能性があります。

増室を考えるなら、

「この人がいる限り大丈夫」

ではなく、

店舗全体として一定の出勤人数と予約需要があるかを見ることも大切です。

ルームを増やす前に「今ある部屋でできること」はないか

増室には固定費とリスクがあります。

そのため、契約する前に現在のルームで改善できる部分がないか確認してみましょう。

例えば、

予約時間を調整する。
セラピストの出勤時間を分散する。
空いている時間帯の集客を強化する。
予約受付を整理して空き時間を減らす。
キャンセル発生時の案内を改善する。

などです。

既存ルームの稼働率を改善するだけで、売上を伸ばせる場合もあります。

「売上を増やしたい=ルームを増やす」

とすぐに考えるのではなく、現在持っている設備を十分に活かせているか確認してから判断することが大切です。

増室を検討しやすいタイミングとは?

では、どのような状態なら増室を考えやすいのでしょうか。

例えば、

満室による予約の取りこぼしが継続して発生している。

セラピストから出勤希望があるのにルーム不足で断っている。

現在のルームが一定以上安定して稼働している。

新しいルームの固定費を支払っても利益を残せる見込みがある。

複数ルームを管理できる運営体制が整っている。

こうした条件が重なっているのであれば、増室を検討するタイミングかもしれません。

一つだけではなく、

「お客様」「セラピスト」「収支」「運営体制」

の4つを合わせて判断することが重要です。

「満室」は嬉しい。でも機会損失にもなる

ルームが満室になること自体は、店舗にとって嬉しいことです。

しかし、

「満室だから仕方ない」

と毎回予約を断っていると、その分だけ売上機会を逃している可能性があります。

さらに、一度予約できなかったお客様が次回も問い合わせてくれるとは限りません。

別の店舗を利用し、そのままそちらの常連客になる可能性もあります。

だからこそ、

満室になった回数。
断った予約数。
希望された時間帯。
希望されたセラピスト。

などを記録しておくと、増室の判断材料になります。

「忙しい気がする」ではなく、実際のデータを見ることが大切です。

空室もコストであることを忘れない

一方で、新しいルームを用意したものの使われていない時間が多ければ、その空室にも家賃は発生します。

予約がゼロの日でも家賃はかかります。

セラピストが出勤しない日でも固定費は発生します。

つまり増室後は、

「満室で予約を断る機会損失」

と、

「空室を抱えるコスト」

のバランスを見る必要があります。

どちらかだけを見て判断すると、増室後に想定とのズレが生まれやすくなります。

増室するなら求人も同時に考える

現在のセラピストだけで新しいルームまで十分に稼働できないのであれば、増室と同時に求人も必要になります。

ルームだけ先に増やしてから、

「これからセラピストを集めよう」

となると、採用が進むまで空室期間が続く可能性があります。

そのため増室計画では、

物件探し。
収支計算。
求人。
集客。
予約管理。
清掃・備品管理。

まで一緒に考えることが重要です。

増室は単なる物件契約ではなく、店舗運営全体を一段階大きくすることでもあります。

増室は「売上を増やす方法」ではなく「売上を受けられる器を増やすこと」

ルームを増やせば、自動的に予約が増えるわけではありません。

増室によって増えるのは、

「予約を受けられる枠」

です。

そこに、

出勤するセラピスト。
予約したいお客様。
適切な集客。
スムーズな予約受付。

が揃って初めて、売上につながります。

つまりルームは、売上そのものを生み出すものというより、

「売上を受けられる器」

と考えると分かりやすいでしょう。

器だけを大きくしても、中身がなければ売上は増えません。

増やす前に「なぜ今のルームでは足りないのか」を確認する

メンズエステのルームを増やすことは、店舗を成長させる一つの方法です。

しかし、

「売上を増やしたいから」
「最近忙しいから」
「周りの店舗も複数ルームだから」

という理由だけで増室するのはおすすめできません。

重要なのは、

なぜ今のルーム数では足りないのか。

を明確にすることです。

お客様からの予約が多すぎるのか。

セラピストの出勤希望を受け入れられないのか。

特定の時間帯だけ混雑しているのか。

現在の予約管理に問題があるのか。

原因によって、増室以外の解決方法が見つかることもあります。

ルーム数より「稼働するルーム」を増やす

店舗の規模を考えるとき、

「何ルーム持っているか」

という数字に目が向きがちです。

しかし経営上より重要なのは、

「何ルームが実際に稼働しているか」

です。

5ルーム持っていて毎日2ルームしか動いていない店舗より、2ルームを安定して稼働させている店舗の方が効率的な場合もあります。

ルーム数を増やすこと自体を目標にするのではなく、

既存ルームをしっかり稼働させる。
予約の取りこぼしを把握する。
セラピストの出勤状況を確認する。
それでも足りなくなったら増室する。

という順番で考えてみましょう。

メンズエステの増室は、うまく活用すれば売上を伸ばす大きなチャンスになります。

一方で、タイミングを間違えると固定費や管理負担だけが増えてしまいます。

「部屋を増やせば売上も増える」

ではなく、

「新しい部屋を安定して稼働させられる状態になっているか」

を基準に判断することが、無理のない店舗拡大につながるのではないでしょうか。

メンズエステの新規開業・増室・店舗経営のご相談はLoveWellへ

LoveWellでは、メンズエステ電話代行をはじめ、新規開業、店舗経営に関するコンサル、不動産紹介、店舗売買など幅広いサポートを行っています。

「現在のルームが埋まることが増えてきた」
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「新しいエリアへの出店を考えている」
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「複数ルームになり予約受付の負担が増えてきた」

といったご相談もお気軽にお問い合わせください。

店舗の現在の状況や今後の展開に合わせて、無理のない店舗運営をサポートいたします。

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