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メンズエステのオーナーは現場にどこまで出るべき?全部自分でやる経営のメリット・デメリット

メンズエステを開業すると、オーナーには想像以上に多くの仕事があります。

物件を用意してセラピストを採用すれば、あとは予約が入るのを待つだけというわけではありません。

予約受付、セラピストへの連絡、シフト管理、求人、広告、SNSやブログの更新、売上管理、備品の補充、ルームの清掃など、店舗を営業するためには細かな業務が毎日のように発生します。

特に小規模で開業したばかりの店舗では、

「できるだけ人件費をかけたくない」

「自分の店だから自分で管理したい」

という理由から、オーナー自身がほとんどの業務を担当していることもあるでしょう。

もちろん、自分で店舗運営を行うことにはメリットがあります。

現場の状況を把握しやすく、余計な人件費も抑えられます。

しかし、店舗が忙しくなってもすべての仕事をオーナー一人で抱え続けていると、今度はオーナー自身が店舗運営のボトルネックになってしまうことがあります。

今回は、メンズエステのオーナーは現場にどこまで関わるべきなのか、「全部自分でやる経営」のメリット・デメリットとあわせて考えてみます。

メンズエステ経営には細かな仕事が想像以上に多い

メンズエステを経営する仕事というと、

店舗の方向性を決める。
売上を管理する。
セラピストを採用する。

といった大きな仕事を想像するかもしれません。

しかし、実際の店舗運営ではもっと細かな仕事が大量に発生します。

例えば予約受付。

お客様から電話やLINEなどで問い合わせが入れば、希望するセラピスト、時間、コースなどを確認して予約を確定します。

そして、その情報をセラピストへ共有する必要があります。

それ以外にも、

セラピストの出勤確認
シフト更新
求人応募への対応
面接
広告媒体の更新
SNSやブログ更新
ホームページ管理
ルーム清掃
タオルやオイルなどの備品管理
売上・給与計算
トラブル対応
お客様対応

など、店舗を営業している限りさまざまな業務が発生します。

一つひとつを見ると短時間で終わる仕事でも、すべて積み重なるとかなりの時間になります。

特に複数のセラピストや複数ルームを抱えるようになると、オーナー一人ですべてを管理することが難しくなっていきます。

開業直後はオーナーが現場に出るメリットも大きい

では、最初からすべてスタッフや外部サービスへ任せた方が良いのでしょうか。

必ずしもそうではありません。

特に開業したばかりの時期は、オーナー自身が現場に関わるメリットがあります。

実際に予約受付をしてみれば、

「どんな問い合わせが多いのか」

「どの時間帯に電話が増えるのか」

「どのセラピストへの問い合わせが多いのか」

などが分かります。

セラピストと直接連絡を取っていれば、

「どんな部分で困っているのか」

「店舗にどんな要望があるのか」

も把握しやすくなります。

現場を知らないまま経営判断をするより、一度自分で経験しておいた方が業務改善もしやすくなります。

開業直後は店舗のルールや運営方法自体が完成していないことも多いため、オーナーが現場を見ながら調整していくことには大きな意味があります。

全部自分でやれば人件費を抑えられる

オーナー自身が現場業務を担当する大きなメリットが、費用を抑えられることです。

開業直後は、

物件取得費
家賃
広告費
求人費
備品購入費
ホームページ関連費用

など、さまざまな支出が発生します。

そこに受付スタッフなどの人件費まで加わると、毎月の固定費も大きくなります。

そのため、最初はオーナー自身が予約受付や店舗管理を担当し、固定費を抑えながら営業する方法もあります。

まだ予約本数が少なく、ルーム数や在籍セラピストも少ない段階なら、一人で対応できる場合もあるでしょう。

「自分でできる仕事は自分でやる」

という考え方自体が悪いわけではありません。

現場にいるからこそ気付ける問題もある

オーナー自身が店舗運営に関わっていると、小さな変化にも気付きやすくなります。

最近問い合わせが減っている。

特定の時間帯だけ予約を取りこぼしている。

あるセラピストへの問い合わせが増えている。

求人応募が以前より減っている。

備品についてセラピストから同じ要望が何度も出ている。

こうした情報は、経営を改善するヒントになります。

数字だけを見ていると分からないことも、現場に関わっているからこそ気付ける場合があります。

そのため、

「経営者だから現場には一切関わらない」

と最初から完全に切り離してしまうのも、必ずしも良いとは限りません。

しかし「全部自分でやる」には限界がある

問題になるのは、店舗が成長してからも開業当初と同じ方法を続けてしまうことです。

セラピストが3人だった頃と、10人、20人になった後では必要な管理量が違います。

ルームが1室だった頃と、複数ルームを運営するようになった後でも同じです。

予約本数が増えれば、電話やメッセージへの対応も増えます。

セラピストが増えれば、出勤確認や連絡も増えます。

店舗が成長しているのに、

予約受付も自分。
求人対応も自分。
広告更新も自分。
シフト管理も自分。
清掃も自分。
売上管理も自分。

という状態を続ければ、どこかで時間が足りなくなります。

そこで考えたいのが、

「自分でできるか?」

ではなく、

「これは本当にオーナー自身がやるべき仕事なのか?」

という視点です。

「何でもできるオーナー」と「何でも自分でやるオーナー」は違う

店舗経営では、業務内容を理解していることは大切です。

予約受付の流れを知らなければ、受付スタッフへ適切な指示を出すこともできません。

求人の仕組みを知らなければ、応募が来ない原因も判断しにくくなります。

広告について何も分からなければ、広告費が適切に使われているのか判断することも難しくなります。

だから、

「自分でもできる」

状態にしておくことは強みになります。

しかし、

「自分でできるから、全部自分でやる」

必要はありません。

何でもできるオーナーと、何でも自分でやらなければ店舗が回らないオーナーは別です。

むしろ店舗が成長するほど、オーナーがすべての業務を担当する状態から抜け出す必要が出てきます。

オーナー自身が店舗のボトルネックになることも

例えば、お客様から予約電話が入ったとします。

しかしオーナーは別の仕事をしていて電話に出られない。

少しして折り返した頃には、お客様はすでに別の店舗を予約していた。

この場合、

「予約が入らなかった」

原因は集客ではありません。

問い合わせ自体は来ています。

受付できなかったことが原因です。

同じように、

求人応募への返信が遅れる。

セラピストからの連絡に対応できない。

広告更新が止まる。

ブログやSNSを更新する時間がない。

こうしたことが増えているのであれば、仕事量がオーナー個人の処理能力を超えている可能性があります。

店舗を成長させようとしているのに、すべての業務がオーナー一人を経由しなければ進まない。

これでは、オーナー自身が店舗拡大のボトルネックになってしまいます。

副業でメンズエステを経営する場合は特に注意

本業を続けながら、副業としてメンズエステを経営するケースもあります。

この場合、すべて自分で対応することはさらに難しくなります。

本業中に予約電話が入る。

会議中にセラピストから連絡が来る。

移動中に求人応募が届く。

仕事が終わってから広告やシフトを更新する。

こうした状態が毎日続けば、店舗運営だけでなく本業にも影響する可能性があります。

副業で経営する場合には特に、

「自分が対応できない時間でも店舗が動く仕組み」

を作ることが重要です。

オーナーが仕事中だから店舗も止まる、という状態では営業時間を十分に活かすことができません。

休みの日でも仕事から離れられなくなる

全部自分で対応していると、店舗が営業している限りオーナーも完全には休めなくなります。

食事中でも電話が鳴る。

お風呂に入っているときに問い合わせが来る。

寝ようとしたらセラピストから連絡が来る。

休日でも求人応募への返信が必要になる。

一件の対応は数分でも、

「いつ連絡が来るか分からない」

状態が続くと、心理的にも仕事から離れにくくなります。

営業時間が長いメンズエステでは、オーナー一人がすべての受付を担当し続けることには限界があります。

忙しいことと経営していることは違う

毎日たくさんの業務をこなしていると、

「自分は店舗をしっかり経営している」

という感覚になりやすいものです。

しかし、

電話に出る。
LINEを返す。
タオルを補充する。
シフトを更新する。
清掃する。

といった作業だけで一日が終わってしまえば、店舗の将来について考える時間がなくなります。

本来オーナーには、

今後どのエリアへ展開するのか。
求人をどう強化するのか。
広告費をどこへ使うのか。
どのサービスを改善するのか。
利益をどう残すのか。
ルームを増やすべきなのか。
現在の運営方法に問題はないか。

といった経営判断も必要です。

目の前の作業に追われ続けることで、本来オーナーがやるべき仕事が後回しになってしまうことがあります。

オーナーがやる仕事・任せる仕事・外注する仕事を分ける

店舗がある程度動き始めたら、業務を一度整理してみるのがおすすめです。

例えば、

【オーナーが担当する仕事】

経営方針
予算管理
重要な採用判断
広告戦略
店舗展開
重要なトラブルへの最終判断

【スタッフへ任せられる仕事】

シフト管理
簡単な店舗管理
備品確認
清掃
日常的な連絡業務

【外部サービスを利用できる仕事】

電話受付
ホームページ制作・管理
広告運用
一部の事務作業

など、それぞれ分けて考えることができます。

もちろん店舗によって最適な形は違います。

重要なのは、

「今まで自分がやってきたから」

という理由だけですべて抱え続けないことです。

任せるためにはルール作りが必要

仕事を誰かに任せるとき、

「いい感じにやっておいて」

では店舗運営は安定しません。

誰が対応しても同じ判断ができるように、ルールを決めておくことが重要です。

例えば予約受付なら、

料金
コース
受付可能時間
キャンセル時の対応
セラピストへの共有方法
NG客への対応
予約変更時の対応

などを決めておきます。

ルールが整理されていれば、オーナー本人が毎回判断しなくても店舗を動かしやすくなります。

これはスタッフへ任せる場合でも、電話代行など外部サービスを利用する場合でも同じです。

店舗運営を仕組み化するということは、

「オーナーがいなくても勝手に運営する」

という意味ではなく、

「毎回オーナーへ確認しなくても、決められた範囲の業務が進む状態を作る」

ということです。

任せることは店舗を把握しなくていいという意味ではない

業務をスタッフや外部へ任せるようになっても、オーナーが店舗の状況を把握する必要がなくなるわけではありません。

予約本数。

問い合わせ数。

セラピストの出勤状況。

求人応募数。

広告費。

売上。

お客様やセラピストからの意見。

こうした情報は継続して確認する必要があります。

大切なのは、

「自分がすべて作業する」

ことと、

「店舗の状況を把握する」

ことを分けて考えることです。

作業を任せても、必要な情報がオーナーへ共有される仕組みがあれば経営判断はできます。

電話対応は比較的切り分けやすい業務の一つ

メンズエステの店舗業務の中でも、予約電話への対応は外部へ切り分けやすい業務の一つです。

電話が入る時間はお客様次第なので、オーナー自身でコントロールできません。

広告やブログなら空いた時間に作業できますが、電話は鳴ったタイミングで対応する必要があります。

特に、

本業をしながら経営している。
複数店舗を運営している。
営業時間が長い。
一人で受付を担当している。

といった店舗では、予約受付だけでも負担になることがあります。

電話代行を利用すれば、オーナーが別の業務をしている間でも予約問い合わせへの対応が可能になります。

ただし、電話代行を導入すれば経営上の問題がすべて解決するわけではありません。

求人、広告、セラピスト管理など、それぞれの業務について店舗に合った体制を考えることが重要です。

最初からすべて外注する必要もない

ここまで読むと、

「できるだけ全部人に任せた方がいいのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、外注にも当然費用がかかります。

開業直後で予約本数が少ない店舗が、多くの業務をいきなり外注すれば固定費が増えてしまいます。

そのため、

最初は自分でやる。
忙しくなった業務から任せる。
店舗が成長したらさらに仕組み化する。

という方法でも問題ありません。

大切なのは、店舗の規模が変わっているのに運営方法だけが開業初日のままにならないことです。

「自分がいないと回らない店」になっていないか確認する

一つの目安として、

「自分が一日対応できなくなったら、この店舗はどうなるか?」

を考えてみると分かりやすいでしょう。

予約が取れなくなる。

セラピストへの連絡が止まる。

問い合わせへの返信ができない。

シフトが更新されない。

すべての業務が止まってしまうのであれば、店舗運営がオーナー一人に依存しすぎている可能性があります。

オーナーが現場を知っていることは重要です。

しかし、

「オーナーがいなければ何もできない店舗」

を作ることが理想ではありません。

店舗を長く運営したり、複数店舗へ展開したりすることを考えるなら、少しずつオーナー以外でも動かせる仕組みを作る必要があります。

オーナーの時間をどこに使うかも経営判断

人件費や外注費を節約するために、自分ですべて対応する。

一見すると費用を抑えているように見えます。

しかし、オーナーの時間にも価値があります。

数時間かけて日常業務を処理することで、求人改善や広告戦略、新規店舗の検討など、より大きな売上につながる仕事ができなくなっているのであれば、本当に得なのか考える必要があります。

「外注するといくらかかるか?」

だけではなく、

「この仕事を自分がやることで何ができなくなっているか?」

まで考えることが大切です。

経営者にとって時間の使い方も経営判断の一つです。

全部やる経営から「回る仕組みを作る経営」へ

メンズエステを開業したばかりの頃は、オーナー自身が現場へ出ることにも大きな意味があります。

お客様の反応を知る。

セラピストの声を聞く。

予約の流れを理解する。

店舗の問題を自分の目で確認する。

こうした経験は、その後の経営にも役立ちます。

しかし店舗が成長しても、

「自分の店だから全部自分でやる」

という状態を続ける必要はありません。

オーナーがやるべき仕事。

スタッフに任せられる仕事。

外部サービスを利用できる仕事。

それぞれを整理して、店舗の規模に合った運営体制へ変えていくことが大切です。

何でも自分でできることは強みです。

しかし、最終的に目指したいのは、

「オーナーが全部やっているから営業できる店舗」

ではなく、

「必要な業務が仕組みとして回っている店舗」

ではないでしょうか。

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「予約電話から離れられない」

「本業中の問い合わせを取りこぼしている」

「店舗が忙しくなり、一人で管理するのが難しくなってきた」

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